【治療の経過2】円形脱毛症がさらに広がる!東京の大学病院へ行く

円形脱毛症の治療と記録

こんにちは。
多発性(多発型)円形脱毛症のkappachan(@kappachan_ohage)です。

現在、私は10箇所以上の円形脱毛症があります。
この記事では、「単発型」から「多発性(多発型)」の円形脱毛症になり、脱毛症外来で有名な大学病院へ行ったときのことをまとめます。

円形脱毛症がさらに広がる!精神的にドン底に

2019年4月2日頃、円形脱毛症はさらに広がり、精神状態はピークに辛かったです。。

下の画像は、当時親友に送ったLINEです。

円形脱毛症の悩みを友人に打ち明ける
円形脱毛症の悩みを友人に打ち明ける
日に日に抜け落ちていく髪の毛をみては、毎日泣いていました。

お風呂場で髪を洗っているとき、ドライヤーで髪を乾かしているとき、頭皮に薬を塗っているとき、、、自分の指に絡まりつく髪の毛をみては、自然と涙がこぼれました。

お風呂場や洗面台の排水溝が、すぐに自分の髪の毛でいっぱいになってしまうことをみると、涙が出ました。

排水溝に絡まる髪の毛

今まで当たり前のようにあった自分の髪の毛がなくなっていくことを受け入れることができませんでした。

「落ち込んでいても仕方がない、ストレスで余計悪化してしまうかもしれないし!そのうち生えてくるでしょ!」と受け止めて前を向こうとしている気持ちとは反対に、髪の毛の状態はどんどん進行していく日々にまた落ち込んで、の繰り返しでした。

当時は、円形脱毛症について、ごく一部の人にしか状況を話をしていませんでしたし、明るく振舞っていたと思います。。

(そのうち治るよ、死ぬ病気じゃないんだから、などの反応をされることがこの頃はすごく嫌でした。。)

この日、親友に状況を伝え、話を聞いてもらったことで、ピーンと張り詰めていた糸が切れたことを覚えています。

いろいろ無理していたのかもしれない・・・。と思いました。

仕事が忙しかったため、大学病院の診察時間内に行ける日にちがなかなか取れなかったのですが、翌日の午後はお休みして大学病院へ行こうと決めました。

脱毛症外来で有名な東京都内の大学病院へ行く

2019年4月3日、脱毛症外来で有名な東京都内の大学病院へ行きました。
この当時の私の写真です。円形脱毛症の範囲はかなり広がっています。

脱毛外来で有名な東京都内の大学病院へ行ったときの写真 脱毛外来で有名な東京都内の大学病院へ行ったときの写真 脱毛外来で有名な東京都内の大学病院へ行ったときの写真 脱毛外来で有名な東京都内の大学病院へ行ったときの写真 脱毛外来で有名な東京都内の大学病院へ行ったときの写真 脱毛外来で有名な東京都内の大学病院へ行ったときの写真

はじめての人はまず初診外来で、脱毛症外来は2回目以降の受診になるとのことでした。

平日の12時頃に病院へ到着し、診察に呼ばれたのは15時30分頃でした。(やっぱり大学病院は待ち時間がすごい・・。)

初診の診察では以下の内容を伝えました。

  • 500円玉くらいの大きさから始まり、1ヶ月で10箇所ほどに増えたこと
  • 塗り薬と飲み薬をつかっているが、どんどん進行がすすむため大学病院を紹介してもらったこと
  • 現在も抜け毛が通常よりもかなり多いこと

先生からは、円形脱毛症は「自己免疫疾患」の1つと考えられていることについて説明がありました。

それから私の場合は、「多発性円形脱毛症」の状態であるということ、進行状況や発症期間から考えて「ステロイドパルス療法」の治療についてお話しをしていただきました。

初診ということもあったので、まずは2、3ヶ月塗り薬と飲み薬で様子をみましょう。と言われることを考えていた私は、ステロイド治療についてのお話しがあったとき、正直ほっとしたのを覚えています。

様子をみている間に髪の毛がすべてなくなってしまうのではないかということが1番怖かったからです。

その後は「ステロイドパルス療法」についての副作用や入院期間についてお話しをしていただきました。診察時間は15~20分ほどだったと思います。病院が混み合っている中、ていねいに説明していただけて安心しました。

最後に血液検査、尿検査、心電図をおこなってから入院手続きをして病院を出ました。

※現在使用している薬がまだあまっていたので、この日はとくに処方などはありませんでした。

入院の前に再び大学病院へ

2019年4月10日、入院の前に気になる点を確認しておこうと思い、再び大学病院へ行きました。

「ステロイドパルス療法」は円形脱毛症の治療のなかでも副作用が大きいものになるので、事前に気になることは確認しておこうと思ったのです。

この日は初診と別の先生でしたが、優しい女性の先生でていねいに説明をしていただき、不安に感じていた部分が減りました。

また、初診の際におこなった血液検査で「甲状腺ホルモンの抗体」の数値が高いことが少し気になるというお話しがあり、再度血液検査をして帰りました。

~追記~
甲状腺ホルモンの抗体については「異常なし」でした!

甲状腺の病気について
甲状腺の病気としてバセドウ病、橋本病などがあります。これらの病気も「自己免疫疾患」のひとつです。
甲状腺の病気が原因で円形脱毛症が発症するケースもあるので、まずは病院で検査をすることをおすすめします。血液検査で調べることができますよ。

 

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